XM リクオート
XMの執行方法は、リクオートは一切なくVirtual Dealer Pluginも使用していません。リクオートなしの即時執行で取引ができる環境をトレーダーに提供しています。
リクオート(Requote)とは?
リクオート(Requote)とは、FXやCFD取引で、注文を出した際に希望価格での約定ができず、異なる価格で再提示される現象のことです。これは、特にディーリングデスク方式(DD方式)を採用しているブローカーで発生しやすいです。
リクオートが発生する主な原因
- 市場価格の急変動
- 経済指標の発表や要人発言などにより、価格が急激に変動すると、注文時の価格での約定ができなくなり、新しい価格が提示されます。
- 流動性の低さ
- 取引量が少ない時間帯(早朝や市場の休憩時間など)では、希望する価格での約定が難しくなり、リクオートが発生しやすくなります。
- ディーリングデスク方式(DD方式)のブローカー
- DD方式のブローカーは、トレーダーの注文を市場に流さず、社内で処理することが多いため、価格操作やリクオートの発生が起こることがあります。
リクオートの仕組み
- トレーダーが希望する価格で注文を出す。
- ブローカーのサーバーが処理する間に、市場価格が変動する。
- もし希望価格での約定が不可能な場合、ブローカーが新しい価格を提示する(リクオート)。
- トレーダーは、新しい価格で取引するか、注文をキャンセルするかを選ぶ。
XMのリクオートについて
XMは「リクオートなし」を公式に発表しているNDD(No Dealing Desk)方式のブローカーです。
つまり、顧客の注文は直接市場(LP:リクイディティ・プロバイダー)に流され、ブローカーが注文を操作したり、リクオートを発生させることはないとされています。
ただし、リクオートが発生しない代わりに、スリッページ(注文価格と約定価格のズレ)が発生する可能性があります。
XMではリクオートの代わりに何が起こる?
- スリッページ
- 市場価格の急変動時には、希望価格ではなく、市場で利用可能な最良の価格で約定する。
リクオートを回避する方法
リクオートを避けるために、以下の方法を活用しましょう。
NDD方式のブローカーを利用
- XMのようなNDD方式(No Dealing Desk)のブローカーを選べば、リクオートの発生を防ぐことができます。
指値注文(リミットオーダー)を使う
- 成行注文(マーケットオーダー)は、現在の市場価格で即時約定するため、価格変動が大きいとリクオートが発生しやすくなります。
- 指値注文(リミットオーダー)を使うと、自分の希望価格でのみ注文が執行されるため、リクオートを回避できます。
重要な経済指標発表時の取引を避ける
- 雇用統計(NFP)やFOMC政策金利発表などのタイミングでは、市場が大きく動きやすく、価格のズレが発生しやすくなります。
安定したインターネット環境を利用
- ネットワークの遅延があると、注文処理に時間がかかり、その間に価格が変動してリクオートが発生することがあります。
- VPS(仮想専用サーバー)を利用することで、約定スピードを向上させることができます。
リクオートとスリッページの違い
リクオートとスリッページは、注文価格と約定価格が異なる現象という点では共通していますが、その発生理由や取引への影響は異なります。
リクオート(Requote)とは?
リクオートとは、指定した価格で約定できず、新しい価格が提示されることです。
主に「ディーリングデスク(DD方式)」のFX業者で発生する現象で、注文が拒否され、トレーダーが新しい価格を受け入れるかどうかを選べる特徴があります。
リクオートの発生原因
- 急激な価格変動(相場の急騰・急落)
- 例えば、指標発表時や要人発言の直後に価格が急変し、指定した価格で約定できない。
- 取引の流動性が低い
- 早朝やクリスマス・年末年始など、流動性が低い時間帯に発生しやすい。
- ディーリングデスク(DD方式)のFX業者が利用
- ブローカーが意図的にリクオートを発生させることもあり、利益調整の一環として使われることもある。
リクオートの例
- ユーザーが「1ドル = 150.00円」で買い注文を出した。
- ブローカー側が「この価格では約定できません」と拒否。
- 「1ドル = 150.05円で約定できます」と新しい価格を提示。
- トレーダーは、この価格で注文するかどうかを選ぶ。
リクオートの特徴
✅ 約定の可否を選択できる(新しい価格を受け入れるか拒否するか)
✅ DD方式のブローカーで発生しやすい
❌ スキャルピングや短期取引に不利(素早く取引できない)
スリッページ(Slippage)とは?
スリッページとは、指定した価格と異なる価格で自動的に約定する現象です。
リクオートと違い、新しい価格が提示されるのではなく、約定が完了した時点で価格がずれている状態になります。
スリッページの発生原因
- 注文処理の時間差
- 注文を出してから実際に処理されるまでの間に価格が変動すると、スリッページが発生する。
- 市場の流動性
- 流動性が低い場合、希望価格で約定する注文がなく、より有利または不利な価格で約定することがある。
- NDD方式のFX業者(ECN/STP口座)で発生しやすい
- リクオートがない代わりに、スリッページが発生することがある。
スリッページの例
- ユーザーが「1ドル = 150.00円」で買い注文を出した。
- 市場の状況により、「1ドル = 150.02円」で自動約定。
- ユーザーは、新しい価格で約定されたことに後から気づく。
スリッページの特徴
✅ 約定が自動的に行われる(選択の余地がない)
✅ NDD(ECN/STP)方式のブローカーで発生しやすい
❌ スキャルピングではリスク要因となる
リクオート vs スリッページの違いまとめ
リクオート(Requote) | スリッページ(Slippage) | |
---|---|---|
定義 | 注文価格で約定せず、新しい価格が提示される | 注文価格と実際の約定価格がズレる |
発生方式 | DD方式(ディーリングデスク)で発生しやすい | NDD方式(ECN/STP)で発生しやすい |
約定の可否 | ユーザーが新しい価格を受け入れるか選べる | 自動的に約定され、選択の余地がない |
発生要因 | 急激な相場変動、流動性の低さ、ブローカーの注文調整 | 注文処理の遅延、流動性不足 |
トレーダーへの影響 | 短期売買に不利(素早く注文できない) | 予想外の価格で約定し、損益に影響が出る |
回避方法 | NDD方式(ECN/STP)口座を利用(XMなど) | スリッページ許容範囲を設定、成行注文ではなく指値注文を使う |